先日、医学部を目指していて浪人中の方の方の鑑定をでした。
これまでに第一志望以外で受かった大学はあったものの、その時は行きたくなかったり、
過去に受かった大学でも、別の年にはおちてしまったり・・・
なかなか思うように進まない状況でした。
親の一言が支えになるかどうか
実はその方の実家はお父様がお医者さん。開業医をしています。
小さいころから、ある習い事をしていてそれがとても大好きだったのですが、中学受験を迎える頃、習い事を続ける条件は成績を落とさないことでした。
当然、頑張って勉強するので、成績は上がります。中学も名門と言われるところに入り、習い事と勉強を両立させて医学部を目指していました。
ところが、周りの期待とは裏腹の結果に・・・
お金があるお家なので、「浪人したかったら受かるまで頑張ればいい、でも無理に医者にならなくてもいいよ「」とご両親はその子に伝えたようです。
まずは数秘術で名前を見てみる
お話しを聞く限り、とてもおとなしそうなイメージなのですが、数秘術で鑑定してみると、なるほど人格数に2/11が入っていました。これは表の数字が2で、裏の数字が11ということです。
何故、この方の鑑定をすることになったかというと、たまたまご親戚の方と、「人は自分の外側に意識を向けすぎると、本来の自分を蔑ろにしてしまいがち「」ということを話していたからです。
例えは、2という数字は、ニュートラルに考えると、バランスや調和、受容性といったキーワードが出てきます。
ところがそのエネルギーがプラスに偏ると、反依存、過干渉となり、マイナスに偏ると依存、優柔不断、無気力といったキーワードになります。
人が常にニュートラルな状態でいるのはむずかしいので、どうしてもプラスかマイナスにぶれてしまいます。
でも、周りの人からは、そのブレた状態でいるのが、その人そのものに見えてしまいます。
本人の数字を並べてみると、本質である数字は1でハート数は8とものすごく強い数字が並んでいます。
見た目は優しそうで柔和で、ちょっと優柔不断にも見えるのですが、人に指図されるなんてとんでもないし、自分の力で成功を勝ち取りとたい強さが出ています。誰かに会わせて一緒に仲良く何かをするというより、自分が先頭にたってみんなが後ろをついてくると、とても生き生きするはずですが、人格数がそれを抑えてしまっています。
人生一つ目の山
人生の山には4つの数字があって、一つ目の数字は人生においてかなり影響を与える数字になります。
これは、赤ちゃんが生きて成長するためには、親や周りの大人の力を借りなければならず、考え方や人生観まで影響を与えられてしまうからです。
この方の一つ目の山の数字は3。
習い事というのは、芸術関係のことだなと思ったら、やはりそうでした。
本当はのびのびと身体を使って自分らしさを表現したいはずなのです。
勉強を頑張れたのは、習い事を辞めたくなかったからで、大学受験のために辞めてしまったことで、バランスが崩れてしまったのかもしれません。
これが、後に潜在意識の中に刻み込まれるトラウマとなっていきます。
自分を知ること
親から受ける愛情は時にトラウマを生むものです。
人は、大人になるにつれ、幼少期に受けた心の傷をなかったことにしようと、子供を愛するがゆえに、すべて親が良かれと思ってしてくれたことに変換してしまいます。
そして、忘れようと心の深いところに押し込んでしまうのです。
自分自身が実はどんな人であるか、若い人の場合はまだまだ気づけない人もいます。あるいは、わかっているつもりでも、ぶれた時の自分を客観視するのは難しいものです。
誰にも束縛されずに生きていたいという強い数字を持っていても、あらゆる面で依存できる相手がいると、そちらの方がある意味楽なので、流されてしまいこともあるわけです。
子供の本当の姿を知ること
親は、自分自身が育ってきた中で植え付けられた概念があり、知らず知らずの間に子供にも植え付けようとしてしまいがちです。
言葉を選んでいるつもりでも、どこかで「わかってくれるはず」という想いが伝わってしまいます、
今回のケースのように子供の人格数が優しい数字だと、本音の部分を理解することで、今後の向き合い方が変わってくることと思います。
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東京・二子玉川パワーストーン&ヒーリング - サロンドホージュ
KEIKO
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